- 2010年3月5日 11:17 PM
- PCゲーム
今日になってネット上のあちこちで「ABHARがヤバイ」って話を耳にするようになりました。
僕は以前からこのメーカーについて疑念をいだいていて、記事の下書きを書いていたのですが
いつの間にか放置→無数の下書きに埋もれる という状態になっていました。
この際ですので、ABHARについて今出てきている情報をいくらかまとめておこうと思います。
ABHARが公式にやばいといわれだしたのは、「まほにょ!」という作品が突然延期を発表したことです。
「まほにょ!」は、ABHARの姉妹ブランドABHAR Rousalkaの作品です。
1月には3社合同発売イベントに参加するなど、まさか延期するとは予想されていなかった作品でした。
ところが、1月12日に突然発売が延期。
それも無期限。
しかも代役としてひよこソフトが何事もなかったかのようにすっと収まったのです。
予めこの延期はかなり前から決定されていて、準備されていた。
そう考えるのが自然だと思います。
2月の末ごろ、ABHARの代表と思われる人物がツイッターで、
というわけでPCギャルゲ(及びその関連)業界から引退します。事業も売却しましたし、元々やっていたITコンサルタントの方に戻ります。さようならですノシ
と発言。
ただこの発言には疑念も残る。
- 実質1作品しか出していないメーカーを誰が買うのか
ABHARは現在までに、
水平線まで何マイル?
すまいるCubic!
鴎城異聞 第一聞 彼が死ななければいけなかった理由
をリリースしているが、すまいるCubic!は水平線まで(ryのFDみたいなものだし、鴎城異聞についてはシリーズもので完結していない。
実質1作品しか出してないようなものである。
しかもこのようなゴタゴタを起こしているメーカーである。
誰がこの事業を引き取るのか甚だ疑問なのである。
最もこれについては、元々ABHARにはホビボックスが出資していて、ホビボックスが債務などを承継したという話も出ている。
しかしこれはあくまで噂の範疇であり、かなり適当なソースであるということを留意されたい。
3月に入って、ABHARの公式サイトURLである「abhar.jp」ドメインが失効していることが確認された。
どこかが債務を承継したとしてもまだ経営の引継ぎはうまくいってないのでしょうか。
ドメインを管理する人が仕事していないってのは、どこぞのあかべぇと一緒ですが。
ドメインのWhoisを調べてみると
[Domain Name] ABHAR.JP [登録者名] Private User [Registrant] Private User [Name Server] [登録年月日] 2008/02/08 [有効期限] 2011/02/28 [状態] Active [最終更新] 2010/03/02 20:10:35 (JST)
ということだそうです。
有効期限がまだ残っているのにも関わらず、ドメインが使えないということはおそらく猶予期間に入っているのではないかと推測されます。
ところでサーバー自体は生きているようです。
ここからおそらく、ABHARというブランドの事業そのものはまだかろうじて生き残っていると予測されます。
ABHARというブランドが本当に解散するのであれば、サーバーデータ自体も抹消されているはずか、
あるいはすでに解散のお知らせ的なものに差し替えられているはずです。
ところで最近話題のse・きららがちょっとABHARに関わっているらしいという話を聞きました。
元々C77のABHARブースでなぜかse・きららのPVが流れたりしていたそうなので、なにかあるのかなと思っていたのですが、
ソフトの開発にABHARが関わっていたらしいとの噂。
そうかんがえると、ABHARがgdgdになる→仕方無しに半ば放棄される形で広告化 という可能性もなくはないということに。
(その可能性は薄い気がしますが)
ちなみにse・きららという作品自体はかなり昔からイベントに出没していて、
(コミケには2008年から出展)
もしかしたら超大作にする予定だったのが無下になってしまったのか。
ちなみにse・きららの発売元のnative自体はフィギャーの販売をしている企業みたいです。
無料配布の美少女ゲーム「se・きらら」インタビュー なんで無料にしたんですか?
ちなみにマックス渡辺氏のインタビューは上の通り。
無料化の決定は今年の1月だそうです。
妙に引っかかるのは僕だけでしょうか。
ABHARで絵師をやってた人たちですが、例えば
のように仕事には困っていない模様。
元々深崎氏はラノベの挿絵とかやってますし、同人サークル持ってますし。
ABHARはまだまだエロゲーメーカーとして安定している状況ではないにもかかわらず、
- 失われた未来を求めて
- 僕の生きている世界
- まほにょ!
と多数の姉妹ブランドを立ち上げ、かなり無理な並行制作を行っていたと考えられている。
これが危機の一端になったのではというのが有力な見方である。
もっとも今回は経営陣が崩壊しただけで、事業そのものはまだ虫の息ながら生き残っていると考えられます。
経営がクソすぎて恵まれなかったブランドだったと言えるでしょう。
社長自身は「事業は売却した」と発言しており、これが正しいとすればどこぞの企業が債務ごと事業を買い取っていることとなります。
(多くの意見を見る限り、これはホビボックスだと思われます)
ある程度の事業整理期間を経て、事業を買取った企業の経営に大きな問題を与えないと思われる範囲で
ABHARというブランドは再興される可能性が高いと僕は考えてます。
スタッフ自身にゲーム開発意欲は残っているという話も聞きますので、完全にABHARというブランドが消滅する、というわけではなさそうです。
コメント:9
- basutaa 2010年3月6日
むむむ
ABHARやばかったんですか・・・まったく知りませんでしたw
水平線まで何マイル結構好きだったんですけどねえ- 朋也 2010年3月6日
>ひよこソフトが何事もなかったかのように
あの時は本当に何事も無かったかのようにサラッと出てきましたよねw
そう考えるとやはり延期は既に決定事項だったんですかねぇ(´`;)深崎氏は絵師としての評判も高く、ファンもかなりいるようなので
どこかのブランドが拾ってあげたり・・・
なんてこともあっても良いと思いますなぁ(*;´`)- Kohaku 2010年3月11日
>basutaaさん
絵師についてはクオリティ高いですね。
シナリオは若干低迷気味でしたが……>朋也さん
同人の仕事はありますし、イラストの仕事も結構あるので大丈夫っぽいですが。
どこぞのメーカーで作品出してくれればもちろん嬉しいですけどねw- とあるプログラマ 2010年4月20日
>ABHARの代表と思われる人物がツイッター
一応言っておくとその人役員だけど代表じゃないよ。
- Kohaku 2010年4月20日
>とあるプログラマさん
代表であれ役員であれ経営には責任をもつべきだとは思いますがね。
情報ありがとうございます。- とあるプログラマ 2010年4月20日
>Kohaku
まぁ、責任もとうにもあのTOPじゃなぁ~・・・・・・。この業界っていろいろあるんですよ。
まぁ、知らない方が幸せですけどね。- Kohaku 2010年4月20日
>とあるプログラマさん
業界にいろいろ事情があるのは知っています。
上がgdgdではなんにもならないですな。- 匿名 2010年4月29日
>とあるプログラマさん
いえ、yuunaを名乗る人物は最初から最後まで、ABHARの運営会社の唯一の意思決定権者、経営者、代表者です。少なくとも登記簿上はそうです。
絵・シナリオ・音楽の布陣は、その都度契約する人たちにみえます。
残りのスタッフは、yuunaの友人達と、ゲーム業界他社から途中合流した者で、これが会社の構成員といえる人達だったそうです。彼らはかなり早い段階で代表と縁を切っており、遅くとも年明けの段階ではスタッフ不在の会社になっていたと思われます。抜けた者たちは自発的に別の資本を頼り、経営陣を編成しつつある、という話が元取引先の間でかなり広まっていて、情報に一貫性があります。
一方「事業を売却した」という発言と矛盾する情報が多数あります。そこは推理の根拠にすべきでありません。破産との前後関係についても、取引先ごとに違う説明をされていて話になりません。- 通りすがり 2010年5月13日
いい加減な経営陣のせいで身売りしなければならなくなるのは辛いですよね。
ゲーム業界に限らず長年積み重ねて来たものを
買い叩かれてしまうのは日本にとっても損失ですね。
技術にしろノウハウにしろ。。。
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- ABHARがいよいよやばいらしいので状況をまとめてみた - Kohaku Lab より
- trackback - 庭と練乳ヴィン より 2010年3月13日
滋味@隔日更新と思って余裕こいてたらもう1日空いてた、慌てた
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なんか最初色々なとこでDL試してみたけど、残り時間4時…